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Channel: 北海道ディーゼル貨物(ミスター54の記録)
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あのDFイレブンが苗穂入場

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あのDFイレブンが苗穂入場

皆さまこんばんは。

相変わらず暖かい札幌で、明後日は最高気温プラス8度という、ちょっとあり得ない予報です。
市内の幹線道路ではあらかた路面が露出していますが、日中溶けた雪が夜間凍りついてブラックアイスバーンとなり、車両10台以上の事故も市内で起きました。

さて、きょうの札タは朝練に行きました。
遠くの札幌機関区方面から、盛んに入換クマの汽笛が聞こえてきます。もしかして赤スカブロックマの10号機かな、と思いますが、その姿は見えず、悔しい思いです

で、月寒川ポイントから正面を見ますと…
DF121IMG_1218-1.jpg
DF200-121+DF200-11(赤スカ) 臨試9196レ  2015-12-22(以下同じため省略します)
おっと、きょうの臨試はイヨマンテ(クマ送り)です!
ということは、恐らくこの季節未明の3055レの機次位で札タに到着したのでしょう。3055レといえば、千歳線場面ではまなす201レの数分後に雁行して来る列車で、前日の201レは凸凸重連だったということですから、日の出時刻が遅いことを恨みますね(笑)

カマを見てみましょう。まずは牽引機
DF121IMG_1224-1.jpg
DF200-121〔五〕
100番台でも比較的製造の新しい方です。7000番台を除く最新ロットで尾灯などがLED化された122、123号機は最近はずっと五機で休んでいるそうですので、現在稼働中の車の中では最新ということになりますね
それにしてもDF200の愛知区転属、いつになるのでしょう。一説によれば沿線からの騒音苦情問題ということですが、小生知る限り、以前名古屋の関西線や紀勢線を走っていた電気式のDF50は、DF200よりももっとうるさかったと思います
当時の東海道線EF58の機関士が、「名古屋で関西線のディーゼル電機機関車と並ぶと、うるさくてかなわん」と、DF50のことを酷評していたくらいです

で、牽引されているのは…
DF11IMG_1223-2.jpg
DF200-11(赤スカ)
そう、忘れもしない、今年釧路へ集団で撮影に行った時、強風で根室線の旅客が優等列車も普通列車もほぼ全滅の中、嵐の中を定時で下り貨物を牽引して我々の目の前に現われ、驚嘆したあの11号機です!

連結部のアップ
DF121IMG_1221-1.jpg
左が121号機、右が11号機です。11号機の札差に白票が入っています。これは五機から苗穂車両所への入場ということで間違いないでしょう。
これが全検なのか、それとも下回りの修理点検なのかで、出て来た時の形態が違うでしょうね。

ところで、江差線で数年前に相次いで3件起きたコキの脱線事故についての報告書が先日上がりました。原因はいくつかありますが、その一つに、急曲線の続く江差線で特急列車を高速で走行させるためのカント(曲線部のカーブ外側のレールの高さをわざと高くすること)が大きすぎることも原因だと指摘され、3セクの道南いさりび鉄道に移管する前に、カントのこう下(こう上の逆)をすることになっています。高速電車の走行と、重心の比較的高い貨物列車の共存がもたらした事故だったのかも知れません。
積荷の片寄りも原因のひとつで、これは脱線事故の直接の原因となった製紙ロールが均一に積載することが困難な形状だったため、鉄道輸送をやめることにしたほか、一般のコンテナ貨物のバランスを測定する装置を札タ構内に設置して抽出検査している現状です。しかし全数検査でないため、漏れもあり、再発防止に殿程度効果があるのかは未知数でしょう。

その後の10号機、札機構内でちょこちょこ動いているという話もありますが、本当のところはどうなのでしょうね、気になります。それと、我らが赤スカイレブン、どういう形態で出場してくるのかも気になりますね

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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