バクチ一本勝負!
皆さまこんにちは。
昨日金曜日、苗穂車両所を出場したクマ57号機が札タで夜明かしをしました。
そのクマ57がきょう所属の五稜郭機関区までクマ次位のイヨマンテ(クマ送り)で回送されます。土曜日の回送は久し振りなので、沿線では同業者が出たのではないかと思います。小生も出勤前に朝練で勝負をかけて来ました
さて、いつもの撮影場所ですが、冬季閉鎖の踏切を渡ったところでの撮影になりますので、そもそもこの時期に撮影できるかどうかが微妙です
先日雨が降って、一時は40cmを超えた積雪が若干融けましたので、とりあえずアプローチはできそうです
目的地の踏切へ行く途中はこんな状態です
![katagiriIMG_1027-2.jpg]()
地図にも載っていないような道、この先急な登り坂になり、4輪駆動でなければ無理でしょう。ただ、踏み跡がついているので、この先まで進んでみます。水溜りも凍っていますが、内部までは氷結していませんので、バリバリ割りながら進みます
すると…
![katagiriIMG_1025-1.jpg]()
片桐作場踏切 千歳線 2015-12-12(以下同じため省略します)
踏切、まだ冬季閉鎖されていませんでした!
閉鎖されると、踏切に敷板が撤去され、さらに手前に通行出来ない様に金属のパイプが渡されます。年が明けると雪の壁が出来ますので、見通すことすら出来なくなります
因みに踏切を渡ったところでタイヤの踏み跡は消え…
![katagiriIMG_1009-1.jpg]()
このように人が歩いた跡すらありません。ただただ寂しく新雪が積もったままです。
で、この踏切できょうはバクチを打ちます。
拙ブログを以前からご覧になっている読者さまならご存知でしょうが、きょうイヨマンテになる3084レは5割以上の確率でこの踏切で対向の普通電車と離合します。それを如何に躱して撮影するかが見所で、勝負師の血が騒ぎます(笑)
![rrcrossingIMG_1011-4.jpg]()
片桐作場踏切の踏切警報機です。目的の3084レは向かって左からやって来ます。対向の普通電車は右からやって来ます
踏切に敷板の上から、上野幌の場内信号機を遠望します。本線と中線(待避線)が両方とも停止現示しています
![signalIMG_1007-1.jpg]()
この場内信号が進行現示に変わると、対向の普通電車がやって来る予告になります
この写真を撮影した直後、青に変わりましたので、急いで警報機の矢印を確認します
![rrcrossingIMG_1013-34.jpg]()
これは対向電車がやって来る予告です!
ところが…
![rrcrossingIMG_1014-34.jpg]()
本命3084レの右向き矢印も点灯です!!
一瞬焦りますが、通常矢印が点灯してから、踏切を列車が通過するまでの時間は、下り勾配を飛ばして来る電車の方が短いので、退いた位置で通過を待ちます…そして予想通り普電が通過します
そしてしっかりとイヨマンテ3084レの撮影位置にスタンバイします
![DF60IMG_1015-23.jpg]()
DF200-60+DF200-57+コキ 3084レ
予想通り、しっかりとクマ重でやって来ました。次位のクマ57は苗穂出場したばかりですが、車体は綺麗ではないので、違和感はあまりありません。さすがに重量貨物と、約100tのクマを牽いていますので、排気もくもくです
バックショットで57号機を見ます
![DF57IMG_1019-1.jpg]()
DF200-57
そうです、全検ではなく車輪工事でしょう、ナンバーもブロックになっていません
そのまま列車の通過を何枚か…
![DF60IMG_1021-27.jpg]()
![DF60IMG_1022-27.jpg]()
![DF60IMG_1023-23.jpg]()
排気が上がり、山々にクマのエンジン音が響き渡りました
やはりこのポイント、朝は勾配を上るバックショットが半逆光になりますので、気動車も含め排気もすさまじく、撮影していて鉄路の鼓動を感じますね
きょうはバクチに勝ちましたが、これから冬季閉鎖になりますので、この踏切でのバクチは来春までのお預けです。3084レイヨマンテは学生さんに揉まれながら上野幌駅ホームで撮影するしかないと思うと、いまから憂鬱です…
これできょうの撮影を終わりました。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
昨日金曜日、苗穂車両所を出場したクマ57号機が札タで夜明かしをしました。
そのクマ57がきょう所属の五稜郭機関区までクマ次位のイヨマンテ(クマ送り)で回送されます。土曜日の回送は久し振りなので、沿線では同業者が出たのではないかと思います。小生も出勤前に朝練で勝負をかけて来ました
さて、いつもの撮影場所ですが、冬季閉鎖の踏切を渡ったところでの撮影になりますので、そもそもこの時期に撮影できるかどうかが微妙です
先日雨が降って、一時は40cmを超えた積雪が若干融けましたので、とりあえずアプローチはできそうです
目的地の踏切へ行く途中はこんな状態です

地図にも載っていないような道、この先急な登り坂になり、4輪駆動でなければ無理でしょう。ただ、踏み跡がついているので、この先まで進んでみます。水溜りも凍っていますが、内部までは氷結していませんので、バリバリ割りながら進みます
すると…

片桐作場踏切 千歳線 2015-12-12(以下同じため省略します)
踏切、まだ冬季閉鎖されていませんでした!
閉鎖されると、踏切に敷板が撤去され、さらに手前に通行出来ない様に金属のパイプが渡されます。年が明けると雪の壁が出来ますので、見通すことすら出来なくなります
因みに踏切を渡ったところでタイヤの踏み跡は消え…

このように人が歩いた跡すらありません。ただただ寂しく新雪が積もったままです。
で、この踏切できょうはバクチを打ちます。
拙ブログを以前からご覧になっている読者さまならご存知でしょうが、きょうイヨマンテになる3084レは5割以上の確率でこの踏切で対向の普通電車と離合します。それを如何に躱して撮影するかが見所で、勝負師の血が騒ぎます(笑)

片桐作場踏切の踏切警報機です。目的の3084レは向かって左からやって来ます。対向の普通電車は右からやって来ます
踏切に敷板の上から、上野幌の場内信号機を遠望します。本線と中線(待避線)が両方とも停止現示しています

この場内信号が進行現示に変わると、対向の普通電車がやって来る予告になります
この写真を撮影した直後、青に変わりましたので、急いで警報機の矢印を確認します

これは対向電車がやって来る予告です!
ところが…

本命3084レの右向き矢印も点灯です!!
一瞬焦りますが、通常矢印が点灯してから、踏切を列車が通過するまでの時間は、下り勾配を飛ばして来る電車の方が短いので、退いた位置で通過を待ちます…そして予想通り普電が通過します
そしてしっかりとイヨマンテ3084レの撮影位置にスタンバイします

DF200-60+DF200-57+コキ 3084レ
予想通り、しっかりとクマ重でやって来ました。次位のクマ57は苗穂出場したばかりですが、車体は綺麗ではないので、違和感はあまりありません。さすがに重量貨物と、約100tのクマを牽いていますので、排気もくもくです
バックショットで57号機を見ます

DF200-57
そうです、全検ではなく車輪工事でしょう、ナンバーもブロックになっていません
そのまま列車の通過を何枚か…



排気が上がり、山々にクマのエンジン音が響き渡りました
やはりこのポイント、朝は勾配を上るバックショットが半逆光になりますので、気動車も含め排気もすさまじく、撮影していて鉄路の鼓動を感じますね
きょうはバクチに勝ちましたが、これから冬季閉鎖になりますので、この踏切でのバクチは来春までのお預けです。3084レイヨマンテは学生さんに揉まれながら上野幌駅ホームで撮影するしかないと思うと、いまから憂鬱です…
これできょうの撮影を終わりました。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。