皆さまこんばんは。
札幌貨物ターミナル構内 2018/10/05(以下同じです)
DF200-53(ブロックマ)+コキ 1085レ 札タ操2番線
北旭川有の貨物はゴトコン主体ですから、美しい編成になることが多いですね
HD300-503+コキ 札タ操4番線
「コキ50000積載禁止」の表記が残りますが、既にコキ50000のない現在、今後の増備は背高コンテナ主体になるようです
DF200-55(サインレスブロックマ)
時刻は15:08、どちらであってもおかしくありません。
DF200-111(サインレスブロックマ)+コキ 8080レ 札タ操1番線
ゴトコンの美しい編成で、ほれぼれします
最後尾はこんなに深い位置に。
右端: 3059レ、 中: 時変8068レ、 左手前: 到着した8080レ
DF200-57(サインレスブロックマ)+コキ 3097レ(27分遅延) 操2番線
福通も含めたこの長尺コンテナは、本州貨物の貫禄です
「Y1」→2、そう、渡り線経由の裏ルート炸裂です!
左手前に見えているのは、札タに到着した8080レ編成です。既に本線牽引機のDFを切り離して、入換動車のHD300に付け替えているはずです
8080レ編成押し込み
渡り線通過中の様子が見て取れます。
HD300-503+コキ 8080レ編成押し込み 操1番線→コンテナ引上線
右: 8080レ編成押し込み、 左: 到着した3059レ編成
“風が吹けば桶屋が儲かる”といいますが、日付が変わってしまいましたのでの札タで、そんな観察をいました
世間では、長期不通になっていた山陽線が先月末に再開通するはずだったのが、光-下松間の土砂流入で、2週間コースの不通となり、やらないはずだった貨物の山陰迂回運転を、現地場面で本日10/6からの再開を決めるなど、風雲急を告げています
一方北海道では、9/6の胆振東部地震に伴う、軌道や路盤の変状が解消せず、千歳線南部などに徐行区間があり、本州貨物や、北斗・すずらん系統の特急にも10-20分程度の遅延を生じています。これを念頭に置いて、以下の記事を読んでいただけたら幸いです
・まずは10/5の朝練ですが家事でハマり、観察不能でした
そこで、昼練に行ってチェックして来ました
・札タ構内回転一区(苗穂出場車置場)はカラでした
通常ならここで観察を終了するところですが、そのまま観察をを続けたところ、大きな発見がありました
広い構内で、北旭川行1085レが出発を待っています
発車しました。
そのうち珍しくなるであろう、JRFサインありのブロックマです
1085レは時変なく、定時に発車しました。
続く編成
DD末期の石北臨貨が運転されていた時は、積車の上りはDD一両には荷が重かったのかDF牽引となり、送り込みのDFがこの1085レにくっつきイヨマンテ(クマ送り)となっていました
しばらくして、今度は出発貨物のコキ編成が入換動車によって引き出されて来ました
時刻から見ると94レになりますが、94レならば長尺コンテナが複数積載されますので、これは恐らく、8068レの繰り上げ時変だと思います
編成中には背高コンテナも
引き出された編成後部に、すぐさま本線を牽引クマが連結されます
サインレスブロックマ第一号の55号機でした。まさかこんなに早く仲間が増えるとは、思いませんでした
そしてこの後は、14:45に本州からの3059レが、その25分後の15:10に北旭川からの8080レが到着することになっています
しかし冒頭に記した地震徐行による3059レの遅延で、8080レと同時到着くらいのタイミングになりそうです! 札タでは、到着貨物が短時間に重なると、ある現象が起こります
さて、最初に姿を現した貨物はどちらだ!
操1番線に入って来たのは、どちらの列車でしょうか、実は番線で列車を特定出来ません!
ゴトコン主体ですので、北旭川からの8080レです。到着順序が3059レと逆転しました。
実はこの2本、基本的に先に到着した方が操1番線着になることが多いようです。その理由は後ほど。
編成内容の再確認です
で、通常の停止位置で止まらず…
その理由は上の写真の中に写っています。
時刻は15:11、8080レ到着の僅か3分後、遂に徐行遅延の3059レが進入して来ました!
途中で線路が一緒になっている箇所があり、北旭川からの貨物が到着する厚別通路線と、千歳通路線の貨物が、同時に第一着発線群に到着することは出来ません
3059レが接近します
この時点で、左に見える時変8068レは94レスジでの発車ですから、発車時刻の僅か1~2分前です
3059レ編成内容の確認です
この遅延3059レが停止しないうちに、先に到着した操1番線に対する進路が開通します!
前方のポイントが渡り線方向に開通しているのがお分かりと思います
到着時の停止位置が深かったのは、このポイントを使用して、 操1番線 → コンテナ引上線 のエスケープルートを使用する算段だったのです
いざ、推進で突入します!
別のアングルで
機関車からの見通しは悪いですが、無線による誘導と、HD300の高粘着性能もあって、恐ろしいほどの速度で通過中です
そして最後尾でプッシュするHD300-503のバックショット
ポイントの番数原因なのだと思いますが、この渡り線ををDD51やDF200が通過したのを見たことがありません
必ず、入換動車のDE10やHD300でした。
では、そんな面倒な取り扱いをしてでもこの裏ルートを使った理由が次のカットに。
良く見ると、正面奥に、3059レの到着と入れ違いに操4番線から発車した繰り上げ時変8068レが94レのスジで向こう側へ動いています!
この、本線出発進路を妨げずにコンテナホームへ押し込める唯一のルートが、この裏ルートです。
徐行による遅延は今月一杯続くとアナウンスされています。それまあで、ウヤや大幅な遅延の時を除いて、午後3時過ぎにこの裏ルート炸裂が見られる確率が高くなっています
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。