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Channel: 北海道ディーゼル貨物(ミスター54の記録)
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HD300-502が苗穂入場

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HD300-502が苗穂入場(付: 先日のブログの訂正)

皆さまこんにちは。

桜も終盤になった札幌ですが、いまだに寒い日はあり、今朝も気温10度で自転車を漕ぐのも大変なくらいの強風で、肌寒かったです

さて、きょうの札タ朝練です
DF58IMG_4474-1.jpg
DF200-58+HD300-502 臨試9196レ 札タ構内  2016-05-16(以下同じため省略します)
おやおや、先週に続いて臨試でHDの入場です。
当然ながら交番検査がこんなに続くはずもなく、実は前回HD501の入場記事を「交番検査」と書いたところ、先月交番検査で回送入場するところを見たという連絡がありました。
そこで謹んで訂正させていただきます。前回HD501苗穂入場を「交番検査」と書いたのは誤りで、何らかの理由での臨時入場だったと思われます。そう考えれば、今回の502号機の入場は順当な順序になりますので、恐らくきょうは交番検査だと思われます
きょう臨試を見る前に、気づかせて下さった方、ありがとうございました。

臨試の牽引機です。
DF58IMG_4481-2.jpg
DF200-58〔五〕
まだブロックマされていない、普通の50番台です。いまのスジでは、朝方先頭タンクコンテナが特徴の3087レを牽引して来たクマが通常臨試の牽引機になります。

入場車です。
HD502IMG_4477-1.jpg
HD300-502〔苗〕
機能本位といった外形で、速度も出ないため角張った外観で、近年では珍しい形態だと思います。
この赤は結構雨の日でも目立ち、特にエンジン音が聞こえ難い静かな機関車なので、入換中の触車事故の防止には役立っていると思います。エンジン音が静かな分、停止状態から起動する時に吊掛けモーターの音が大きく響くことがあり、これが隠れた醍醐味となっています。一定の年齢以上のファンには、旧型国電で聞き慣れたモーター音です

カシオペアの試運転、先週末上野発で上越・信越・羽越・奥羽線経由で五稜郭まで、特に青森-五稜郭は史上初めてEH800が旅客列車を牽引したようです。五稜郭から札幌まで来るかと思いきや、DE10のPPで函館運輸区へ入区したとか。いつ出て来るのでしょうね?

カシオペアクマーズ

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カシオペアクマーズ

皆さまこんばんは。

いったん終了したカシオペアですが、来月から「カシオペアクルーズ」・「カシオペア紀行」で復活するということで、上野から試運転列車が上越・信越・羽越・奥羽・海峡線経由で先週末やって来ました。特に青森-五稜郭間は史上初めてJR貨物のEH800型電機機関車が牽引するという快挙となりました

その後札幌までやって来るかと思いきや、DE10のPP牽引で函館運輸区に入区してしまいました。
いつ来るかいつ来るかと思っていましたが、きょうの午前中下りがDF200の牽引で札幌まで入ったらしいので、午後の上りの試運転を撮影して来ました

まずは札タ昼練です。
・札タ構内苗穂出場車置場はカラです(画像はありません)

そしてついにDF200+カシオペアがやって来ました!
DF52IMG_4485-23.jpg
DF200-52(ブロックマ)+E26系客車  2016-05-18(以下同じため省略します)
ここは札タ横で、通常ここを通るクマは必ず札タに寄りますので、手前側の線路(札タの白石通路線の延長)を走行します。しかしきょうは貨物列車ではなく、試運転とはいえ旅客列車の牽引ですので、千歳上り線の旅客線(正式には函館中下り線)を走行します!
それにしても箱型機関車と客車の組み合わせは似合いますねえ。貨物列車扱いの甲種を別にしますと、小生が箱型DLが客車を牽引する旅客列車を撮影したのは、紀勢本線のDF50牽引14系寝台特急「紀伊」や旧型客車の普通列車以来35年振りになります

手前まで引きつけますが…
DF52IMG_4486-23.jpg
全景が入り切らないくらい編成が長いですね!

バックショット
DF52IMG_4488-3.jpg
カシオペアのE26系客車は、正直小生余り好きではなかったのですが、これは意外に似合いますね!
恐らく、クマの灰色と、客車の銀色の取り合わせが良いのでしょう。

DF52IMG_4490-1.jpg
信じられないような光景です。まさにカシオペアクマーズ(笑)

DF52IMG_4492-3.jpg
高速で走り去って行きます。
重量貨物を牽引するDF200に取って、こんな軽量な客車は軽々駆け抜けて行きます

最後尾
DF52IMG_4493-3.jpg
テールサインは試運転でした。
ここでたまたま道路を通りかかった自転車のご老人が口をあんぐり開けて、腰を抜かしそうになっていました(本当)
興奮して、「あれはカシオペアでないか?」 「あれ、廃止になったんでなかったか?」と道路中央に自転車止めて矢継ぎ早に質問を浴びせて来ます(笑)
これがあくまで一般人ですよ。それくらいカシの存在感は大きかったのと、廃止になったということも知れ渡っていたのでした。こっそり復活するJRも罪作りですよのう(爆)

せっかくなので、来月見られるかも、と話して置きました。DF200牽引のカシなら、当分走ってもらいたいものです。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

今更HET塗装の261系がクマに牽かれて札駅に

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今更HET塗装の261系がクマに牽かれて札駅に

皆さまこんばんは。

昨日は五稜郭(函館)から札幌(回送で手稲)までカシオペア車両がDF200に牽かれて往復駆け抜けましたが、きょうも札幌駅にDF200が姿を見せました

ビックカメラに用事があったので、気候もいい夜の札幌駅で待機していると、電光掲示の発車案内が…
satsuekiIMG_4499-4.jpg
札幌駅1番線ホーム  2016-05-19(以下同じため省略します)
「貨物」表示に変わりました!

で、やって来たのは…
DF58IMG_4508-24.jpg
昨日に引き続きまたもやDF200の登場です!

で、牽かれているのもまたもや旅客車両です
DF58IMG_4516-234.jpg
DF200-58+キハ261系(ST-1108、1208編成混成)
助手席の乗務員さんが、ホームの確認です。

機関車と新車の繋ぎ目
DF58IMG_4524-234.jpg
これは新車の甲種輸送なので、昨日のカシオペアクマーズとは違って貨物列車扱いです。

気動車の先頭車が、中間に向かい合わせで連結されていました
DF58IMG_4526-4.jpg
しかし、いま盛んに塗替えが進んでいる“歌舞伎塗装”ではなく、新車だというのに青い「HET塗装」です。
元々兵庫の川崎重工で鋼体が製作され、新潟トランシスへ鋼体輸送されそちらで完成されてからの回送ですので、途中で仕様の変更が間に合わなかったのでしょうか。
しばらく青塗装が見られるのであれば、それはそれでいいことだと思いますが…

短い停車のあと発車し、駅員が見送ります
DF58IMG_4527-4.jpg
青塗装の新車回送はこれが最後になるのでしょうか…

二日連続で、あり得ないところでDF200が見られてトクした気分です。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

きょうの札タで小異変が

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きょうの札タ

皆さまこんばんは。

このところ仕事はそこそこですが、私用で多忙で、ネタなしもあって、あまり観察に行けてません。
しかしきょうは昼練に出かけて来ましたので報告します。

まず、札タ構内の観察です
DF111IMG_4537-2.jpg
DF200-111+コキ50000 1085レ 札タ構内操2番線  2016-05-24(以下同じため省略します)
バーコードクマが操2番線で出発待機中です。改正後もまだコキ50000のみの編成なことに安堵します

少し引くと…
DF111IMG_4540-2.jpg
あれ?1085レにしては、この列車で見慣れない無蓋コンテナが載っています

近づいて見ます
DF111IMG_4530-2.jpg
UM12A-105126 北海道ジェーアール物流(株)
「日本貨物鉄道輸送用」とのペイントもあります。これまで1085レにこいつが載っているのを見た記憶はありません。
元々このコンテナは5年前くらいから札幌市中央区と東区のビルへの熱供給を行う「北海道熱供給公社」の焼却灰を函館郊外北斗市上磯のセメント工場に運び、帰りに「西武建設運輸」から燃料源となる木材チップを函館地区から運び込んでるのですが、きょうのこの1085レは北旭川行きです。旭川方面にセメント原料としての焼却灰輸送が始まったのか、あるいは木材チップを旭川方面から運んで来ているのかも知れません。どなたかご存知ないでしょうか
いずれにせよ、改正前に1085レでこのコンテナ見たことありませんでしたのでちょっとびっくりです

1085レの反対側を見ます
DF111IMG_4539-1.jpg
うん、きちんとコキ50000のみで組成されています。ちょっと安心です

場所を変えて観察です
HD503IMG_4545-23.jpg
HD300-503+コキ コンテナ引上げ線
コンテナ引上げ線から、コンテナ17番線に貨物の入換中です。列番わかりませんが、つい先ほど到着したばかりの3097レ(旧3091レ)の入換かも知れません(自信なし)

そして2082レは…
DF10IMG_4552-23.jpg
DF200-10(赤スカブロックマ)+コキ50000 2082レ 札タ第二着発線群
唯一の赤スカブロックマ、10号機の牽引でした。
安心のコキ50000で、例によって機次位は空コキです

この写真で見えます通り、札タ構内苗穂出場車置場である回転一区はカラです

きょうの日記はここまでです。これから定期的に無蓋コンテナが北旭川方面へ行くのかどうか気になります

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

気動車の話題 / DF父さんが苗穂入場

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気動車の話題 / DF父さんが苗穂入場

皆さまこんにちは。

しばらく更新しておりませんでしたが、このところブロガー豊清水さまの日記などで気動車に動きがありましたので、朝練して来ました
3日前くらいから天候不順で、きょうもドン曇りです。風も強く肌寒い感じです。

まずは久し振りに函館線のここへ
DC183OKIMG_4564-1.jpg
キハ183系5B(貫通-スラント) 71D(オホーツク1号)  2016-05-26(以下同じため省略します)
3月の改正から、列番が11D-18Dから、71D-78Dに変更になったオホーツクです。
60番台の宗谷線の特急の後追いの付番になったものと思われます。
そして元オホーツクの使っていた番号は、1D-の北斗系列に召し上げられました。それだけ新幹線接続の北斗に力を入れさせられている(笑)ことがわかりますね!

で、5両に増結されるも、何の変哲もないオホーツクを撮影に来た理由とは…
DC183-406IMG_4565-1.jpg
キハ183-406
なんと唯一とかち塗装で残る貫通型183系が編成中に組み込まれています。小生は最近では初めて見ます

バックショット
DC183-406IMG_4566-23.jpg
最後尾はスラントですが、その前が件の406です。恐らく無理なのでしょうが、先頭に出てくれないものでしょうかね…

ここで千歳線に転進します。
現着すると、いきなり線路内から踏切に、ひとりの老人がひょっこり出て来ました。 同業者かと思いきや、恰好がどうみても山仕事仕様です。どうやら山菜を採りに来た地元民のようです。恐らく、線路を歩行者用通路としてい利用している実態があった昭和時代の感覚のままなのでしょうねえ…

ここでも183系を撮影します。
DC183bozusyrIMG_4575-1.jpg
キハ183系5B(坊主-スラント) 8032D(集約臨)
学生さんの修学旅行目的の集約臨です。毎年の様に運転されて来ましたが、数年以内には古参の183系は廃車になることが決まっていますので、いつまで見られるのかわかりません
それにしても百鬼夜行とはこのこと、先頭は唯一の坊主の生き残りで、中間に旭山動物園号向けのキハ2両を組み込んでいます。先ほどとかち塗装の406を見てから30分も経たないのに、今度は坊主とは、如何に183系の車両需給が逼迫しているかというものでしょう!

そして最後尾は…
DC183syrIMG_4576-7.jpg
スラント車です! 団臨とはいえ、いまだにこんな車両が千歳・室蘭・函館線を走行しているなんて、素晴らしいです

次はSPとかちによるバクチです。
まずは先頭バクチ。
DC261tokachiIMG_4580-3.jpg
キハ261系5B(ST-1102編成+1204編成) 31D(SPとかち1号)
先頭バクチは“当たり”でした。

ではリアバクチは…
DC261tokachiIMG_4581-7.jpg
ガーン!“ハズレ”でした。それにしてもアニメチックなこの塗装、なんとかならないですかねえ。
このまま何年かすれば見慣れるのか、その前に変更されるのか。

そして出場回送車の付くことのある、3084レ。
DF119IMG_4583-23.jpg
DF200-119+コキ 3084レ
きょうはDF消防が回送車なしで牽いて来ました。いつみても重両貨物です
ダイヤ改正後、この3084レで被りバクチを打たなくていいのは歓迎ですが、ちょっと物足りないのも事実です(苦笑)

バックショット
DF119IMG_4585-2.jpg
思いっきり排気を吹き上げています!

更にもう一枚
DF119IMG_4587-23.jpg
途中からDFの唸りが更に強く変わり、上り勾配を力闘しています。

今度は札タの観察に行きました。
すると…
DF60IMG_4590-1.jpg
DF200-60+DF200-103(ブロックマ) 臨試9196レ 札タ構内
おっと、きょうは臨試がイヨマンテ(クマ送り)で運転です。
曇りでなんとも冴えない天気です。

それでは車両を一両ずる観察して行きましょう
まずは牽引機。
DF60IMG_4595-1.jpg
DF200-60〔五〕
50番台のクマです。恐らく、3087レで今朝札タに到着したものと思われます。

クマ同士の連結部
DF103IMG_4598-1.jpg
左: DF200-60、 右: DF200-103(回送車)
DF父さんは運転席横の「JR FREIGHT」ロゴが銘版化されていますし、ブロックマですから、全検を既に受けています。ブロックマの苗穂入場は、さほど多く見ませんね

回送車のアップ
DF103IMG_4596-1.jpg
DF200-203〔五〕
サイドのナンバーも、ブロックプレート化されていますね。
さて、今回の入場はナンでしょうね? ATS-DF取り付けか、それとも低騒音化改造か、それとも交検か、はたまた復活カシオペア牽引用HM取り付け座設置工事か(笑)

臨試の帰りを小生は観察していませんが、読者のひげリーダーさまのコメントで、札タの入換動車HD300-502の苗穂出場回送だったようです

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

DF洞爺が苗穂入場

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DF洞爺が苗穂入場

皆さまこんにちは。

いったん30度近くまで気温が上がったのに、今朝は冷え込んで布団が恋しくなる札幌です。
ライラックの花も市内各所で満開で、いわゆる“リラ冷え”ですね。
L特急「いしかり」が室蘭線電化で「ライラック」と名前を変えた時、なんだか残念な感じがしたのを覚えています。しかしその後も速達便が「スーパーホワイトアロー」と名前を変えて、最終的に現在の「スーパーカムイ」で落ち着いています。これほど何度も名前を変えた特急も珍しいのではないでしょうか

さて、きょうも札タ朝練に行きますと…
DF115IMG_4600-1.jpg
DF200-115+DF200-108 臨試9196レ 札タ構内  2016-05-31(以下同じため省略します)
先日に続き、きょうも臨試は運転でイヨマンテ(クマ送り)スタンバイです。
いつもよりも停止位置がコンテナホーム寄りなので、いつもなら架線柱が邪魔になるところが、見通しがいいですね。運転士さん、GJです(笑)

では牽引機から見てみましょう
DF115IMG_4608-7.jpg
DF200-115〔五〕
これといった経歴はなかったと記憶しているDFいい子です。
まだ新しいグループでもあり、全検でブロックマ化されていません

クマ同士の中間連結部です。
DF108IMG_4609-2.jpg
右側のDF200には回送票である白票が札差に挿し込まれています。

そして今回入場するのは…
DF108IMG_4610-27.jpg
DF200-108〔五〕
まだブロックマ化されていない、DF洞爺でした。
少し前DF東急が入場したばかりですし、これは全検でしょうか? だとすれば、連番で全検で続々登場して来るのが楽しみですね
ところで、兵庫の川崎重工へ回送されたDF123号機が低騒音化など各所改造されて、調整中のようです。
今後入場するクマはどこまでそれらの対策を行うのでしょうね?たまたま全検のタイミングによって、本州へ転属したりしなかったりの運命が別れてくる可能性もあります。今後もクマの推移を見守って行きたいと思います

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

カシオペアクマーズ(本番)~貨物機同士の継走

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カシオペアクマーズ(本番)~貨物機の継走

皆さまこんばんは。

昨日午後函館で会議があり、出張していました。会議が遅くまであったので、昨日は函館に泊まりました。
そうするとなんということでしょう、復活カシオペアクルーズの初日が翌日なんです(笑)

これをイカさない手はない、ということで今朝も朝練に行って来ました。
撮影場所は、ED79時代から定点観測しているここ。
EH800-8IMG_4616-1.jpg
EH800-8+コキ 3058レ 五稜郭-七重浜  2016-06-05(以下同じため省略します)
もはや機関車はEH800しかやって来なくなり、路線もJR江差線から道南いさりび鉄道に変わっていますが、景色は変わりありません

そして遂に本命が登場しました
casEH800-1IMG_4622-23.jpg
EH800-1+E26系客車 「カシオペアクルーズ」
試運転の時は試作機の901号機が牽引したそうですが、本番初日にはなんとトップナンバーが充当されました。JR貨物さん、やってくれましたね! ありがとうございます
EH500の青函区間からの引退を残念がる方も多くお出でかと思いますが、小生はこのEH800のスタイル、すこぶる好きです。貨物を牽いてもいいですが、旅客を牽いても似合いますね

ここで五機の観察です
DF901IMG_4628-1.jpg
五稜郭機関区構内
まさにクマ牧場ですね!

中でも目立つカマがこれ。
DF901IMG_4630-2.jpg
DF200-901〔五〕
鷲別区が廃止になる時はまだ長期休車の調整中で、そのまま廃車もあるかと心配しておりましたが、そのまま五機へ転属回送され、復帰したカマです。しかしどんな理由があったのか、本線復帰することなく、有川埠頭支線を含む五稜郭構内入換運用にしか就いていないようで、いまは遊んでいます

そしてカシオペアクマーズ大本命だと思われていたのがこいつ
DF122IMG_4635-1.jpg
DF200-122〔五〕
小生これと123号機はHM取り付け準備工事がなされていたので、カシオペア復活で起用されるのではないかと睨んでいました。ブロ友さまの観察によれば、これが先週久々移動していたというので、てっきりカシ充当だと思ったのですが、フタを明けて見れば違っていました。これがあの組織による陰謀だったのか、それとも東日本管内のEF64にも看がつけられなかったのと同様、過激なファン同士のいざこざ対応で取り付けを止めたのか、知る由もありません

では実際のどのカマが充当されたのか見ために、五稜郭駅へ移動しました。
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DF200-116+E26系客車 カシオペアクルーズ 五稜郭
旅客はいったんこの駅で下ろされ、バスで函館市内を観光した後大沼公園へ移動します。そこで客車のみ、クマ牽引で大沼公園まで先回り回送されます

撮影しづらいのですが、角度を変えて何枚か撮影しました
casDF116IMG_4650-2.jpg

183系の北斗との並び
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左)下り183系北斗、 右)DF116 カシオペアクルーズ

DFと客車の連結部です
casDF200-116IMG_4660-1.jpg
新車の甲種回送で、このような旅客車との連結をしばしば見ますが、あれはあくまで貨物列車です。きょうはレッキとした旅客列車、それも特急の牽引です

隣のホームの跨線橋から、全景を見渡します
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DF200-116+E26系客車 カシオペアクルーズ 五稜郭
カシオペアクマーズの雰囲気が判りますね。

そして午前7時40分頃、ホイッスルとともに回送列車が大沼公園へ向けて発車します
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思ったよりも早い時間の大沼公園への回送でした
幼い子どもを連れた母親も撮影です。微笑ましいですね

バックショット
DF116IMG_4672-2.jpg
折りしも、入換のために空コキ1車を推進して来たDFの脇を、カシオペアクマーズ回送列車が発車します

もう一枚
DF116IMG_4674-2.jpg
箱型機関車は、バックショットもサマになりますねえ

ここで朝練を終え、いったん撤収します。

そして先回りしてやって来たのはここ。
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キハ40 353(日高色) 726D 有珠
そうです、日高線の大部分が不通のため、室蘭線などでアルバイトしている日高色キハ40です。

そしてこの傍には…
DC183hokutoIMG_4718-2.jpg
キハ183系8B 12D(北斗12号) 北入江(信)-有珠
そう、宇宙軒S字です。そしてここには小生も含め総勢たったの3名(爆)
人数の少なさに拍子抜けしました。因みにこの北斗はバックショットになります

旅行会社の発表している運行スケジュール以外の正確なスジがわからないので、いつ来てもいいように待ちます
そして本命が登場しました!
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そうです、こいつを見たかったのです

今度は横位置で
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DF200-116+E26系客車 カシオペアクルーズ
ここは編成が長くないとサマにならないのですが、カシ客車なら大丈夫ですね。
ここでこれだけ興奮したのは、廃車/転属タキの本州回送を見て以来です。

もう一枚
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蛇のように身をくねらせながら、やって来ました。この姿を、たった三名で独占とは、何という贅沢でしょう…

そして追っかけ、いえ、札幌の自宅へ帰りますが、ちょっと寄り道しまして…
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DF200-116+E26系客車 カシオペアクルーズ 西の里(信)-上野幌
最後の仕上げです! カシオペア紀行でやって来る時は、ここは昼前なので半逆光になってしまいます。この日はここで、と考えていました。ここでは旧知の同業者さまにお会いしました。

ということで、きょうは出張先、それからの帰り道でカシオペアクマーズこと、カシオペアクルーズを堪能しました。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

ブロックマが苗穂出場するも、何か変。

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ブロックマが苗穂出場するも何か変。

皆さまこんにちは。

道内では3月の改正以来、話題が少なくなっておりましたが、今月から運転が再開されたカシオペア(クルーズ / 紀行)は、道内の牽引機が従来のED79 / DD51から、貨物機のEH800 / DF200に変更になり、新風を呼び込んでいます。こういった旅客・貨物の連携は嬉しいことですね。もとは国鉄一家ですし

きょうは札タへ昼練に行きました。

まずはきょうの黄ホキです(笑)
DF103IMG_4777-2.jpg
黄ホキ 札タ構内回転一区  2016-06-08(以下同じため省略します)
お目当て(笑)の黄ホキはいつもどおり留置されていますが、その右側にクマが。
良く見ると、運転席側窓下の「JR FREIGHT」エンブレムが切り抜き文字ではなく銘版になっていますから、これはブロックマですね。

もしかしたら全検で新たなブロックマ登場かも知れません。
前頭部のアップです
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間違いなくブロックプレートで、番号はDF200-103と読めます。
ということは、既にブロックマ状態で先日入場したカマなので、全検ではありません。
車端部裾に
ATSの「SF」「DF」と書いてあります。新型ATSの取り付けだったのかも知れません。なお、ここでの「DF」標記はDF200とは何等関係なく、「車上データベース」の略とのことで(ブロ友takekyuさまのブログ拝見して修正しました)、DF200でなくても「DF」標記になることになります

車体後部です
DF103IMG_4778-2.jpg
ブロックマですが、車輪も含め台車回りが汚れていますので、全検でないことはここでも確認できますね。

全体像です。
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DF200-103(ブロックマ) 〔五〕 札タ構内回転一区
堂々たる姿ですね! 「JRF」ペイントの下部に菱形の白線のペイントがありますが、コンテナからこの白線は消えつつあり、もしかしたら今後機関車の塗装デザインも変更になるかも知れませんね。そういえばDF200の初期車はこの「JRF」と白線のペイントが、赤紫色でした。いまのカラーの方が似合うような気が致します

ここにこいつが鎮座しているということは、明日の某列車で回送でしょうか…

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

出場回送クマ重が再びバクチに?

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出場回送クマ重が再びバクチに?

皆さまこんにちは。

「蝦夷梅雨」のここ数日ですが、昨日札タで“いいもの”(=出場クマ)を見かけたからには、今朝は出撃せざるを得ません
また、職務上で中学生から、9日修学旅行へ行くと聞いていたので、集約臨も狙うことにします

まずは集約臨から
DC183syrbzIMG_4788-7.jpg
キハ183系5B(白坊主-スラント) 3082D(集約臨)  2016-06-09(以下同じため省略します)
少し前の集約臨は旭山動物園車が中間に2両入っていてある意味バラエティに富んで面白いのですが、やはり編成美という点では、こちらに軍配が上がりますね。先頭の白坊主、とかち色の406と組み合わせてくれれば最高ですが、406は営業時に先頭に出るのは難しいようですし、当然ですが遊びで編成を組んでいる訳ではないので、ないものねだりですね

バックショット
DC183syrsIMG_4789-7.jpg
きれいなスラント車の編成ですね。一連の出火事故で183系が大量に使用停止になっていた頃運転されていた臨時北斗では連日札函間を走り抜けていたものです。もう183系初期車は引退が近い発表されていますので、集約臨でこうやって走るのも、いつまでかわかりません

ところで3月の改正まではここの踏切で本命の3084レが確率5割以上で対向電車と被るという恐怖ポイントでしたが、改正後はそんなことはなく、対向電車→(3084レと同方向からやって来る)31Dとかち→3084レの順に来ていました
ところが!
rrcrossingIMG_4791-4.jpg
なんときょうは対向電車が来る前に31Dの予告が点灯しました!

そしてそのまま31Dが。
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キハ261系5B(ST-1103+…+ST-1205) 31D(SPとかち)
苫小牧方面の複数のブロ友さまに人気のある「歌舞伎」「キングボンビー」などの愛称のあるマスクがやって来ました
小生はファンではありませんが、まあ、見慣れて来ました。なぜか、イメージとして、バットマンを思い出しました

バックショット
ST-1205IMG_4793-23.jpg
l今度は青塗装で、ほっとします。SP白鳥に使われていた789系が苗穂で改造受けている見たいですが、萌黄色のまま出場して来たら、嬉しいですね

この間も対向電車は来ませんでした。そしてそのまま踏切の遮断竿が上がってしまいました!
ということは、被りのリスクが気になります。もしやバクチ再来?
次にどちらの方向から列車が先にやって来るかが運命の別れ道です

点灯しました!
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この矢印は下り列車に対する矢印が点灯です。
ということは対向電車が先に通過です。通常、同時に点灯したとしても、下り勾配の下り電車の方が先に到達しますので、一安心です

そしていったん遮断機が上がり、更に数分して上り矢印が点灯し、ついに本命3084レがやって来ます
DF117IMG_4797-3.jpg
DF200-117+DF200-103(ブロックマ)+コキ 3084レ
やはり本命3084レの機次位無動力回送のイヨマンテ(クマ送り)でやって来ました!
それにしても牽引機の117号機、やけに涼しい顔をしてやって来ました

次位の回送車
DF103IMG_4798-23.jpg
DF200-103〔五〕
全検でもないし、車輪工事でもないようなので実は車体が全体的に汚れているのですが、この雨で結構綺麗に見えています

バックショット
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軽く排気を吹き上げてはいますが、音も小さく軽々牽いています

もう一枚
DF117IMG_4801-2.jpg
通常ならこの直前でノッチアップし、盛大に排気を吹き上げるところですが、それにしてもこの117号機、よほど調整がいいのでしょうね、軽々と牽いて去って行きます

最後尾
DF117IMG_4803-23.jpg
楽々牽いているのは、多少空コンが混じっていたのもあるかも知れませんね。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

きょうのカシクマ紀行 / 十勝鉄道の載った地図

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きょうのカシクマ紀行 / 十勝鉄道の載っている地図

皆さまこんばんは。

札幌は爽やかな季節を迎えましたが、朝晩は冷え込む日もあります。まだ窓を空けて寝られる季節ではありません

今月に入り復活したカシオペアは、既にDD51の車籍がないため、道内はDF200の牽引となります。そんなきょう、撮影に行って来ました

いつもなら同業者を見かけることも滅多にないポイントですが、きょうは小生も含め5人と、繁盛しています
まずは集約臨
DC183syrIMG_4824-3.jpg
キハ183系6B(スラント-坊主) 8031D(集約臨)  2016-06-12(以下同じため省略します)
先日ここで撮影した集約臨8032Dは5連でしたが、きょうは6連で運転です。中学校の校数やクラス数などで調節するのでしょうね
通過する1分位前にタイフォン鳴らしていましたから、手前のポイントでカシクマ紀行のためにカメラ構えていた同業者がいたのでしょうね。ここでもほぼ全員が踏切遮断機内方に入っています(小生は外です、念のため)が、どの列車も警笛一つ鳴らさないで通過しますので、よほど他ではひどいのでしょうね

バックショット
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坊主登場です。この塗色は悪くないですが、特急マークが外されているのが玉にキズですね

そして本命登場です!
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DF200-120+E26系電車 カシオペア紀行
長い編成なので心配しましたが、ぎりぎり架線柱を躱すことが出来ました。因みに同業の皆さまの背後から撮影していますので、遮断機の外側に脚立を立ててその上に乗って撮影しています。
乗務員の数が多いのが目立ちますね。それと、DD51重連の時は苦しそうにエンジン全開でやって来ましたが、クマは余裕でやって来ました
120号機といえば、カシクマの習熟運転で最初に起用されたカマですね。調子の良いカマだとか。

バックショット
casDF120IMG_4836-2.jpg
車両限界一杯につかったDF200と、やはり車体の断面の大きいE26系客車とは、良く似合っていると思います。今から思うと、北斗星はともかく、カシオペアとDD51はいまいちだったのではないでしょうか

もう一枚
casDF120IMG_4838-2.jpg
最後尾が丸いカシ客車はバックショットが好みではないので、きょうもアップしません

.   *   *   *

きょうの小ネタ。
小生が中学生の頃、社会科の教師が当時の建設省国土地理院の許可を得て複製し、教材として使っていた地図です。帯広図幅に広尾線・士幌線に加えて十勝鉄道も載っていたので、ここにお目にかけます。十勝地方に単身赴任中のhamusutarさまが廃線跡を探索していらっしゃるという記事を見て、思い出しました
16061100帯広5万-4
この地図は国土交通省国土地理院五万分の一地形図 帯広 図幅 を使用したものである
当時の国鉄は、帯広駅を起点に十字のように広がっていて、東西が根室本線、そして南に広尾線が、北に士幌線が十勝三股まで延びていました。そして帯広駅前から真南に日甜製糖工場まで延びているのが十勝鉄道で、この区間は国鉄貨車の直通出来る1067mmゲージとナローゲージ(狭軌)の共有軌条で、青函トンネル内の新在共用区間みたいなものと考えればいいでしょう。工場前以南はナローゲージのみで、戸蔦が終点でしたが、支線もいくつかあったようです。

ところでこの地形図がいつ発行されたものか、資料に明記してありませんでしたが、国土地理院の承認番号が昭和48年の番号でしたので、それ以前ということになります。工場前駅以北の廃止が1977年、以南の廃止が1959年なので、少なくともそれ以前の地図ということになります。

当時の地図を見ているだけで、いろいろ想像出来て楽しいですね。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

東追分事故のDF200-56が苗穂で解体

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東追分事故のDF200-56が苗穂で解体

皆さまこんばんは。

覚えておいででしょうか、DF200のうち、唯一廃車になった56号機が遭遇した事故のことを。

冬の冷え込んだ日(2012年2月16日)、根室線から石勝線に入り、東追分駅(当時、現在は信号場)に停車するはずの上り貨物第2092列車が停止信号を冒進して安全側線に突っ込み、雪覆いの中で牽引の機関車とコキが脱線転覆したというものです。

詳細は下記国土交通省運輸安全委員会の報告書を読んでいただければわかります

ttp://www.mlit.go.jp/jtsb/railway/rep-acci/RA2013-1-3.pdf
(注、PDFファイルです)

内容を読めば、機関車にも故障や乗務員の運転操作にも問題がなかったことが判明しております。一番怪しいのはブレーキシューが試験装着されていたものですが、これもクロという結論は出ていません。下り勾配で制動の利かない運転士の恐怖はいかばかりだったのかと思います。

このたびひげリーダーさまほか2名の読者さまからDF200-56が解体のご連絡をいただきましたので、昼休みに苗穂に駆けつけました
苗穂構内は、駅の札幌方へ200m移動工事がたけなわで、何もない空間が広がっています
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苗穂構内  2016-06-16

苗穂工場構内を見渡します。
DF56IMG_4850-1.jpg
苗穂工場  2016-06-16
解体線にクマがいます

別の角度から
DF56IMG_4846-1.jpg
側面がガスで切断されつつあります。

アップにします
DF56IMG_4846-34.jpg
DF200-56  2016-06-16
前面窓の破損は、解体のためではありません。事故当時に傷んだものです

以下とくとご覧ください
DF56IMG_4854-1.jpg

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DF56IMG_4859-2.jpg

DF56IMG_4859-23.jpg
以上、2016-06-16

そして、この56号機が現役時代の写真がありましたので、再掲ですがここにご披露したいと思います
DF56DSC_0921DF56-4061レ-3
DF200-56+コキ 4061レ  2006-01-09撮影
積雪の中、本州貨物を牽引してやって来ました。この6年後に廃車になるとは想像もできませんでしたね
DF200-56の冥福を祈りたいと思います。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

2連のスラント旭山 & クマカシ初の50番台

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2連のスラント旭山 & クマカシ初の50番台

皆さまこんばんは。

きょうは久々に撮影に時間の取れた日曜でしたが、サプライズもあり、順に載せます。
蝦夷梅雨が続きぱっとしない天気です。曇天に日が差したり、小雨がぱらついたり不安定な天気です。

きょうはカシオペア紀行の運転日ですが、小生なるべく普段と変わらないポイントで撮影したく、8771レの凸凸タキで足繁く通った南の里2号線踏切にやって来ました。すると、お一人の方が先着して撮影してお出でですが、なんと十勝へ単身赴任されているはずのブロ友hamusutarさまではないですか! これには驚きました。いつの間にワープして札幌へ? 札幌在住時代のhamusutarさまにもここで出会った記憶はありません。
沿線では監視のJR社員の方がスタンバイです。危険なファンを張ってくださっているのでしょう、ご苦労さまです。
そんな中、それ以上同業者が増えることもなく、穏やかに撮影スタンバイ。やって来ました
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DF200-57+E26系客車 8009レ(カシオペア紀行)  2016-06-19(以下同じため省略します)
慣れた場所での撮影ですので、シャッターのタイミングもお手の物牽かれるのがコキではなくて客車というのが新鮮です。しかしそれにしても、試運転は別として、復活カシクマでは初めての50番台牽引です!100番台と同じコマツエンジン車ですのでいいのでしょうが、こうなったら赤スカの登場を待ちたいですね。

ところでDF200-123は川崎重工へ送り返され、改造工事を受けているようですが、なんとナンバーがブロックプレートになり、車番も+100のDF200-223となったそうです。ここで考察です。番号が+100になったということは、もしも赤スカクマが同じ改造・改番を受けるとすると、101~112ということになり、既存のカマとダブってしまいます。
と、いうことは、赤スカは本州転属改造を受けることはなく、最後まで道内に留まるということが予測されますね! これは赤スカのエンジンのみがMTU製ということで、メンテなどが別ということからでしょう。ちょうど、DD51のB更新機(コマツエンジン)のみが道外への貸し出しや転属がなかったのと似ていますね

ここでhamusutarさまははるばる十勝へ向かわれるということで、お別れのご挨拶をします

小生は場所を移動して2051レの撮影です。先客が撮影のところで、横から撮影させていただきます
DF120IMG_4886-23.jpg
DF200-120+コキ 2051レ
なんと先週カシクマ紀行を牽引した120号機ではありませんか。これはカシクマ復活習熟運転の時最初に単機で旅客線を駆け抜けたカマです。旅客に貨物にオールマイティーに活躍するさまは、かつてのDF50やDD54を髣髴させます

今度は2050レを狙います。
しかし…
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DF200-59(単機) 2050レ(バックショット)
なんと日曜だからでしょう、単機でやって来ました。構えていたアングルがコキがいてこそサマになる場所だったので、仕方なくバックショットでお茶を濁します

ここでいったん引き上げ、家族運用につきます。その後改めてカシクマ紀行の返しに出撃します。本当は別の場所を考えていたのですが、ブロ友苫小牧のフジルさまのサイトを見ると、なんと集約臨のスジで2連の旭山スラントがやって来るとのこと!
急遽場所を変更してとあるカーブで待ち構えます
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DF200-57+E26系客車 8010レ(カシオペア紀行)
予定外の場所なので、ここで撮影するのも久し振りです。上り列車をここで撮影したことは滅多にありませんでした。

更に接近します
casDF57IMG_4922-23.jpg
旅客だとこのアングルが決まりますね! 何故かと考えて見たら、コキの色とカマの色はちぐはぐなのですが、ステンレスのE26系客車とDF200の色がベストマッチングだからでしょう!

そしてほどなく反対方行から、やって来たのは…
DC183asahi2IMG_4939-1.jpg
なんとこんな短い列車。8031Dのスジより遅く、途中上野幌で後続の快速エアポートを退避したようです。国鉄音色の発車タイフォンが聞こえ、やって来ました

接近します
DC183asahi2IMG_4940-2.jpg
キハ183旭山車(スラント-スラント)
キハ283系のATS試験などで先頭車のみ2連の試運転は何度も見たことがありますが、キハ183の、しかもスラントの先頭車のみ2連は初めて見ました! 前面幕は「回送」表示です

バックショット
DC183asahi2IMG_4943-2.jpg
前後で表情が違うところが如何にも旭山車ですね。
キハ183のスラントなど初期車は数年内の引退が予告されていますし、いまや道南から789系基本番台が転属して来て、電車の需給も余裕勝ちになりますし、全線架線下で運転されている旭山動物園号も、もしかしたら電車化されるかも知れません。こんな光景、二度と見られないのではないかと思いました。

ということで、きょうはクマ50番台のカシ営業運転を十勝のhamusutarさまと観察し、旭山車のスラントのみ2連を見るというサプライズゲットしました。特に後者は情報をいち早くアップして下さったフジルさまに深謝します。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

1085レよお前もか… & DF東急がブロックマで全検出場

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遂にこの列車も… & DF東急がブロックマで全検出場

皆さまこんばんは。

しとしと悪天候が続く中、きょうは久々に晴れました。その天気に誘われて、久し振りに札タに行きました

まずは札タの風景をご覧ください。
DF61IMG_4950-1.jpg
札タ構内  2016-06-21(以下同じため省略します)
黄色い花が咲いてのどかですね~
なんて笑っている場合ではありませんよ。上の写真を見てどこか変だとは思いませんか?

この時間の操2番線に引き出されている貨物は通常1085レで、1085レはすべてコキ50000で組成されているはず。しかし、花の向こうには、青いコキが見えているではありませんか!

コキに近づきます
DF61IMG_4958-2.jpg
札タ構内操2番線 コキ100系
確かに見渡す限りすべてコキ100系で組成されています。
きょうは道内貨物の遅延情報もなく1085レの他の列車が組成されているのでもなさそうです

反対側を確認です
DF61IMG_4959-1.jpg
札タ構内操2番線 コキ100系
ん~、やはりこちらもコキ100系です。手前に写っているのは、コキ106-73です。

この変化にショックを受けて佇んでいると、コキ100系列の背後の操3番線または操4番線から、コキが移動する、ドドッドドッという音が聞こえます。先ほど到着した3097レ(改正前の3091レ)の押し込みのようです。
確かこの列車もコキ50000だったはず、ということで、車番を手前の100系コキの隙間から観察します
HD502IMG_4954-1.jpg
コキ52429 3097レ
お、コキ50000のままです。ほっとしました。

3097レの押し込みバックショットを確認です
HD502IMG_4956-2.jpg
右: HD300-502+コキ50000 3091レ編成押し込み、 左: コキ100系 操2番線
向こうへ去ってい行く入換動車HDの手前に、コキ100系が留置されているのがわかります。この塗装の綺麗な青色が混じっていなければ、コキ100系だと気づかなかったかの知れません

今度は場所を変えて、札幌新道下のポイントから、第二着発線群の観察です
DF62IMG_4961-1.jpg
DF200-6(赤スカ)、DF200-62 札タ第二着発線群
右端のクマはいま押し込まれていった3097レを本線牽引して到着したDF62の札機返しで、向かって右方に動いています。中央のクマは赤スカなのが確認できますが、側面プレートの脇に錆も出ている6号機で、2082レの牽引機です。2082レの貨車は隠れて見えませんので、まだコキ50000のままなのかきょうは確認できませんでした。

そして手前にシルエットとして佇んでいるカマは…
DF109IMG_4966-1.jpg
DF東急です! 札タ構内回転一区に、黄ホキをアンカーに鎮座しています。
それにしても美しいブロックプレートですねえ。側面の「JR FREIGHT」銘版も、最初のブロックマ出場機DF104の頃は、周囲の車体がベコベコで細工に難ありでしたが、これは美しい、小生お気に入りのDF109がブロックマになって大歓迎です。
標記が「28-6」とありますので全検ですね。そしてATSもDF搭載です。

側面を見ましょう
DF109IMG_4967-2.jpg
やはり側面のプレートもブロック化されています。さすが全検だけあって、車体はもちろん、車輪も含め下回りも美しいです。

全体像です
DF109IMG_4964-2.jpg
DF200-109(ブロックマ) 〔五〕 札タ構内回転一区
これが200番台にならなかったということは、当面道内で使用するということでしょうか。兵庫の川崎重工に入場していた123号機は223号機になって出場する模様ですので、今後の本州転属クマは200番台になる可能性が高いです。この場合、都度川崎重工へ入場して改造するのか、それとも苗穂車両所でも200番台に改造されて転属回送して行くのか、興味深いですね。
それにしても美しくなったDF東急、復活カシオペアを牽かせてみたいものです

と、ここで札機方面からクマ単がやって来ました
DF61IMG_4973-23.jpg
DF200-61〔五〕

行く先を見据えると…
DF61IMG_4972-27.jpg
コキ100系 操2番線
もしかしてここへ行くのか…?

更に観察します
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DF200-61+コキ100系 1085レ 操2番線
やはり時間から考えて、このコキ編成は1085レとしか思えません。何らかの間違いを期待していたのですが、遂に1085レよ、お前もか、また一つの列車からコキ50000が消えました。そういえば、札タの、旅客線寄りで先月あたりもクレーンによるコキ50000の解体作業をやっていましたので、どんどんその数を減らしているのですね

と、ここでコンテナ引上げ線に入換動車がやって来ました
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HD300-502+コキ コンテナ引上げ線

目の前を通り過ぎて行きますが、無蓋コンテナがありました
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UM12A-5860

バックショットで確認です
HD502IMG_4983-1.jpg
コンテナの所有者は“北海道ジェーアール物流”です。やはり焼却灰でしょうか
それにしてもきょうはHDのデッキに作業員さんが3人も鈴なりです。賑やかですね!

きょうDF東急が全検出場したということは、明日はムフフですね…

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

DF東急出場回送は、ダブルブロックマ。

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DF東急出場回送はダブルブロックマ

皆さまこんにちは。

昨日は晴れ間も覗いたお天気でしたが、きょうはまだどんよりした本州の梅雨を思わせる天候です。
昨日苗穂車両所をDF東急が全検出場しましたので、きょうはその五稜郭への回送があるはずです。

回送車のやって来る前に間がありますので、先に札タのチェック。きょうは苗穂入場クマはないようです。でもまだ先の話ですが、いずれEH800も苗穂で検査を受けるようになるのでしょうかね。だとすると、楽しみです。

まだ時間があるので、余命を切られている183系初期車を函館線で撮影です
DC183OKIMG_4987-2.jpg
キハ183系(貫通-スラント) 71D(オホーツク1号)  2016-06-22(以下同じため省略します)
最近苗穂車の一部が函館運輸所に転属したらしいですが、こいつは健在です。

バックショット
DC183OKIMG_4988-2.jpg
安定のスラントです。以前オホーツクは両スラントでしたが、数年前の改正から、基本この姿で運転されています。
でももう遠からずスラントの姿も見られ泣くなるでしょうね。

今度は千歳線へ転進します。
撮影場所は通称バクチ踏切です。きょうは、3084レの前走りの31D(SPとかち)が対向電車と被りました
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キハ261系(ST-1103編成ほか) 31D(SPとかち1号)
バットマンのジョーカー塗装が先頭でやって来ました。左端に被った737Mの最後尾がチラと見えていますね
こいつが被ったということは、本命3084レは被り安泰ということで、余裕を以って臨めます

バックショット
ST-1204IMG_4996-2.jpg
あっちゃー、こいつもバットマンのジョーカーです。でもAKBで二年連続指原が1位になるように、車両の塗装も好き好きですよねえ(笑)

そして本命登場です。さて牽引機は?
DF103IMG_4997-23.jpg
DF200-103(ブロックマ)+DF200-109(ブロックマ)+コキ 3084レ
おお、予想通りの3084レでの回送ですが、牽引機もブロックマの103号機で、ダブルブロックマのイヨマンテ(クマ送り)です!

全検出場回送のDF東急をアップにします
DF109IMG_4998-1.jpg
DF200-109〔五〕
全身ぴかぴかはさすが全検ですね。凛々しいブロックマ姿で牽引仕業に就くところも早く見たいですね

バックショット
DF109IMG_4999-1.jpg
一番排気で茶色く汚れやすいところはおでこの部分なので、この姿もいまのうちでしょう
ELならば無動力回送ですとパン下げ位置なのですぐそれとわかりますが、DLの場合ちょっと見では重連に見えますので見栄えがします。よ~く見ると、排気を上げているのが先頭の103号機だけですが…

もう一枚
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しずしずと、西の里の勾配をフレートライナー牽いて上がって行きます。これが、この場所でDF200がカシオペアを牽くところですと、本当に軽々とスーッと上がって行きますから、旅客は如何に軽いかというところでしょう
凸凸がここで寝台特急を牽引していた頃は、フルノッチでエンジン全開でしたから、これは機関車の出力だけでなく、液体式と電気式の特性にもよるのかも知れません。道内の特急気動車、機械室は必要になりますが、高速走行区間が多いですし、急勾配の走行区間も多くはないので、電気式の方が適しているような気もするのですが、どうなんでしょうね

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

赤スカ3号機が苗穂入場。果たして出て来る姿は…?

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赤スカ3号機が苗穂入場。果たして…?

皆さまこんにちは。

ここ数日は晴天が続いている札幌地方です。
全国的には、西日本での大雨で広島県内の山陽線で土砂崩れに普通電車が乗り上げて不通になり、貨物の大動脈が大変なことになっているようです

今朝は出勤前に苫小牧のフジルさまのブログを拝見すると、なんと3055レで五機からクマが回送されて来ているとのこと
早速朝練を札タで敢行です!
現着してみると、まさしく…
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DF200-51(ブロックマ)+DF200-3(赤スカ) 臨試9196レ  2016-06-23(以下同じため省略します)
なんと回送されて来たのは赤スカでした。それから3055レの牽引機は北の羆さまのブログで拝見するとクマ59号機だったようですが、臨試の牽引機はブロックマの51号機です
これはちょっと嬉しい編成ですね。

先頭の臨試牽引機です
DF51IMG_5005-27.jpg
DF200-51(ブロックマ)〔五〕
恐らく運用に変更がなければ、今朝方札タに到着する3087レを牽引して来たはずです
主観かも知れませんが、3桁番号よりも2桁番号の方が凛々しく見える様な気がします

クマ重の連結部です
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左: ブロックマ51号機、 右: 赤スカ3号機
塗り分けの違いはスカート部だけなのですが、これが結構印象が違うのですよ

今回回送入場する3号機です
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DF200-3〔五〕
赤スカといえば、現在一桁の9号機が入場中だと思いますが、まだ出て来ていないようです。それで今回は3号機も入場です。最近はクマの入場もイレギュラーで、ATS関連と思われる小入場や、全検でも少し早めのイレギュラーな入場が見られますので、果たしてこれらの9号機、3号機が全検を受けてブロックマ姿になって出て来るのかわかりません。

何せ現在赤スカでブロックマなのは唯一10号機のみで、一桁番号のブロックマはありませんので、つい期待してしまいますが、実のところどういう姿で出て来るのか予想もつきません。

そして入場する3号機の右手を見ると
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札タの旅客線寄りに恐らく解体待ちと思われるコキ50000が連なっています。
先日1085レがいつの間にかコキ50000からコキ100系になっているのを初めて見て驚きました。こうやってコキ50000が数を減らして行くのですね

そして、沿線で臨試の通過を待ち受けます。場所は札タの白石通路線が、函館本線に合流するところです。
で、やって来ました。
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DF200-51(ブロックマ)+DF200-3(赤スカ) 臨試9196レ
クマ2両ってのもなかなか可愛らしいですね。
元々50番台って、中途半端な存在でしたが、ブロックマになると引き締まって見えるのは小生の考えすぎでしょうかね?

バックショット
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陽光を受けて前面窓ガラスがキラリと反射しています。
今回の入場目的が何なのか気になるところです。そして一桁ブロックマの出場はあるのかどうか…?

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

「ミスター54」の由来はこれだ!

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「ミスター54」の由来はこれだ!

皆さまこんにちは。

いきなりですが、小生のHN“ミスター54”のいわれ、「DF200-54」ではないのか?と誤解されることがあるのですが、現在出張先の京都で現役時代以来久し振りに本物を見て来ました。本当はこれです
DD5433IMG_5050-1.jpg
え?これでは良くわからない、という方もいらっしゃるかと。

これでは如何でしょう?
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DD54 33〔最終配置区福知山〕
そうです、DF200と同じ箱型DLの、DD54型です。
小生、当時活躍していたカッコいい箱型DL、このDD54に因むんです。この他サウンドの素晴らしいDF50もまた箱型で、これら機関車以来の本線用DLは、DD53とDF200以外にありません
本当は静態保存された鉄道車両はもはや生き物ではありませんのであまり興味はないのですが、出張先でそういえばここにDD54が運ばれて来たんだよな、と思い出し、三十数年振りに梅小路へ足を延ばしました。ブロ友プリウスおじちゃんのブログ見ていて良かったです

前面のどアップです
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この33号機が保存されたのは、恐らく寝台特急出雲を牽いたためだと思われますが、実はこのHゴムになった後期型は小生大嫌いだったため、大阪弁天町の交通科学館にこれが保存されたと知っても、一度も見に行きませんでした。
ということで、今回の京都でのDD54との再会は、小生にとっては40年近く前に山陰線園部駅で下り貨物列車を牽引するDD54の発車を見送って以来のことになりました

別の角度から
DD5433IMG_5059-1.jpg
あれほど嫌っていたHゴムのDD54後期車ですが、こうやって見てみると考えていたほど嫌でもありません。
現役当時、山間にエンジン音を響かせて排気を側面から吐き出して加速して行くさまには痺れましたが、変速時のドカーンという音はかなり大きく、これがこの機関車の命取りになったかといまなら思えますね

そしてこのカッコいいスタイルのDD54と同じ1966年にデビューしたEF66(当初はEF90)もありました
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EF66 35
当初は下関区に集中配置され、東海道・山陽線の貨物専用機として大出力を誇っていたものが、後に当時の花形ブルートレインの牽引に抜擢されたという経歴の持ち主です。同じ年のデビューだけあって、DD54とスタイルに共通点が感じられます

せっかくなのでブルトレ牽引当時の姿を、再掲ですが小生の撮影から
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EF66 50+PC 8レ(富士)  2003-05-04撮影
当時東海道線でこの時間帯に待ち構えていると、2レさくら、4レはやぶさ、6レみずほ、8レ富士、10レあさかぜと連続してEF66牽引でやって来たものでした

そして京都鉄道博物館にはこれも…
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DD51 756〔最終配置区門司〕
最後は門司区に配置され、関門トンネルをくぐって岡見・美祢線貨物に活躍したカマですが、特徴的なのは助手窓が旋回窓のまま残っていることです

そしてこの756号機、現役時代に撮影しておりました(再掲)
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DD51 756(原色)+フライアッシュタキ 5687レ  2013-01-26撮影
確かに旋回窓が残っていましたね

京都鉄道博物館での別の角度から
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運転席窓は旋回窓が普通のワイパーに取り替えられていることがわかります

そして現役時代の同じ角度の写真で確認です(再掲)
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やはりこの時代から片旋回窓だったのですね。
ところで愛知区で活躍している元鷲別区の凸1146・凸1156はいまだに運転席窓・助手窓ともに旋回窓で活躍しています。もうすぐ復活する同じ元鷲区の凸1147も大宮車両所出場時には同じ両旋回窓で出場するのでしょうかね…?
余り期待せずに静態保存の機関車を見に行ったことから、実際にはここまで発想が湧いて来ました。行って良かったです

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

北旭川のコキ50000が8080レで回収

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皆さまこんばんは。

7月に入り最初の更新になりますが、札タ観察は連日続けておりました。
ブログの読者さまであるhok**ido*12ho*kaid*から書き込みがあり、北旭川貨物駅に留置されている最後のコキ50000が昨日きょうの二日連続で札タに回収されるとのこと。その後の行方は札タ構内で解体しかないでしょう

コキ50000の最後を見送るべく、札タに昨日から連続で観察に行って来ました。
昨日は天気がまずまずだったのですが、なんと小生3月の改正で8080レの時刻が30分繰り上げになっていたことに気づかず、昨日札タに到着した時は、既に入換動車HD300がカラコキ50000を入れ換えていました
思えば所定DD51重連の1080レ以来、2080レに改称されてもスジはほとんど変わらず、臨時化されて8080レになっても10年以上同じ時刻でしたが、今回の改正で変わったことに気付きませんでした。身体で憶えている時刻ってそう簡単に変わりませんね。小生の亡き祖父母の住んでいたところは、家の前を国鉄バスが走り、それが時計代わりになっていました。ある時祖母が「あれ?もう夕方の4時か?」というのでどうしたのかと見てみると、試運転の幕を掲げた国鉄バスが通過するという経験もありました(笑)

そこで本日最終の8080レによりコキ50000の回収を撮影すべく札タに到着しましたが、天気はこの通り…
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DF200+コキ100系 94レ 札タ構内操3番線  2016-07-02(以下同じため省略します)
本当の豪雨の中、94レが発車を待っていました。横から吹き付ける雨に傘も役に立たず、容赦なくカメラに水滴がつきます

そんな中、8080レが接近します
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暗い中、前灯だけが明るく、葬送列車に相応しいです

更に接近します
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戦前に多摩御陵最寄の中央線の東浅川駅(西八王子-浅川<現高尾>間)まで運転されたのが最後の二軸客車による葬送編成は、民営化後も品川にひっそり保管されていたそうですが、昭和天皇の崩御で運転されなかったことから、その後解体されたそうです

そして目の前に来たのは
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DF200-104(ブロックマ)+コキ50000+コキ100系 8080レ 札タ構内操2番線
ブロックマDF投資の牽引で、一番撮影しやすい操2番線に入ってくれました!
投資といえば、10日の参院選が終わるまでは株式も買い支えられるでしょうが、その後が怖いですね。それにしても消費税追加増税を見送り、衆議院解散を避けた安倍総理は何と運のいい総理なのでしょうね!

バックショットでコキの確認です
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コキ50000、間違いありません!

続く編成
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その後もコキ50000が続きます。既に北旭川方面の列車は先月下旬ですべてコキ50000からコキ100系に置き換えられたそうで、昨日に続き最後の編成です

DF104IMG_5133-1.jpg
途中からはカラコキ50000が続きます。解体のための回送でしょう

最後尾
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後部から4両目はコキ51324ですが、それに続く3両はコキ100系です。

反対側を見ます
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空色のコキから手前がコキ100系で、その向こうはすべてコキ50000です

奥の操3番線に止まっていた84レが本州目指して発車します
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すると、手前の8080レ編成も押し込みに備えてコキに作業員さんが搭乗します。

ガクン、と音がして、北旭川から回収されたコキの最後の押し込みが始まります
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カメラのレンズに水滴がついて撮影も容易ではありません

これをご覧下さい
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HD300-502+コキ500000+コキ100系 8080レ編成押し込み 札タ操2番線
何とも物悲しい、コキ50000の葬送列車に相応しい雰囲気ではないですか!

プッシャーは
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HD300-502です。
HD300とコキ50000の組み合わせも、ほんの短期間でしたねえ。コキ50000といえば、SLにも牽引された世代です

バックショット
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雨の日も空転に強いHD300です。発車した奥の94レも同じ方向に進行しています

そして次のシーン
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左: DF200+コキ 94レ、 右: コキ100系+コキ50000+HD300-502 8080レ編成
両者が並行して去って行くところでした!
こうやって徐々にコキ50000もその数を減らして行くのですね。
分かりづらいですが、写真の左端に札タの一番本線寄りに解体待ちのコキ50000が留置されています。

葬送列車の8080レを牽引して来たDF投資の札機返しです
DF104IMG_5173-24.jpg
この写真で見ると、解体待ちのコキ50000がはっきりわかると思います

情報を提供していただきました、hok**ido*12ho*kaid*さまには深謝します。ほかに札タで出迎えた同業者もいなかったので、レポートしておいて良かったと思います
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

熊樫 VS 熊星星星星星星星星

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熊樫 VS 熊星星星星星星星星

皆さまこんばんは。

きょうは一ヵ月に一回のカシオペアクルーズ運転日。
カシオペア紀行とは異なり、道南でも余裕で日帰りで撮影に行けます。
前回のカシクルの日、つまり初回運転日はたまたま前日から仕事で函館に泊り込みでしたのである程度撮影出来ましたが、詳細なスジが分からず手探りでの撮影になりました

その後前回の運転実績から詳細な運転時刻を割り出した同業者の方が本州にお出でになりまして、無駄の少ない撮影が出来そうだと判明しました
そこできょうは朝7時過ぎに自宅を出てここへやって来ました。
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大沼公園
そうです。カシオペアクルーズが直前まで留置されてた大沼駅から、客扱いを開始する大沼公園駅まで回送されて来ます。その到着の撮影です

列車が停止して踏切が開きましたので、障検の柱が邪魔にならない位置に移動して改めて撮影します
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DF200-53(ブロックマ)+E26系客車 9027レ(カシオペアクルーズ)  2016-07-02(以下同じため省略します)
試運転では一度ありましたが、カシクマの本番では初めて50番台が牽引の任に当たりました。しかもブロックマ53号機ですよ。これも粋な計らいといっていいのでしょうか…

ここで先行して、乗客を乗せて走行中のカシクルの撮影です
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DF200-53(ブロックマ)+E26系客車 9027レ(カシオペアクルーズ) 大沼公園-赤井川
しかしここで列車が通り過ぎても動かない同業者がいらして、耳寄りな話を聞きます!

速攻で大沼駅を越えて場所移動をしますと、タンカー51メンバーが大集結しているところに出くわしました
程なくそこへやって来た列車は、目を疑う光景でした
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DF200-63+DD51星カマ8連 七飯-大沼(藤城線)
あひゃー、声も出ません!

続くDD51たちです
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旋回窓の目玉が連続するさまは壮観ですね。急行はまなす廃止とカシオペアの運転が一旦終了してから、函館運輸所に集められていたカマ以外考えられません。相当な重量貨物でもあり、ゆっくり減速して通過して行きました

同業の皆さまにご挨拶してこの場は撤収ですが、カシクル追っかけの予定をすぐに変更する決断がつかず、まずは予定のこの駅に移動しました
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DF200-53(ブロックマ)+E26系客車 9027レ(カシオペアクルーズ) 駒ヶ岳
そうです。函館線のこの辺は構内も味わい深い駅が多く、沿線ではなく駅撮りにしました

もう一枚
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中線のある3線の駅、函館山線(長万部-小樽)にもかつていくつかありましたが、どんどん縮小されており、希少価値です。それにしてもDF200とカシ客車は、アウトラインや色が良く似合ってますね

バックショット
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小生、箱型DLは単線区間の駅を出て行く時のこのショットがエロいと思っています。山陰線旧線の保津峡駅を下りのDF50牽引普通列車が出て行くのを跨線橋の上から見た時、ちょうどDLがこの角度でした

そしてこうなったら潔くカシクル追っかけは諦め、凸凸凸凸凸凸凸凸追っかけに専念する事にします!
待つことしばし、同じ線路を今度はこいつがやって来ました
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ゆっくりゆっくりやって来ました。やはり8連の旋回窓がスズメバチの巣のように不気味です

カシクルのいま通過した線路を同じように通過します
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DF200-63+DD51(星カマ)8連 駒ヶ岳
DF63は、50番台のラストナンバーです。
ブレーキは貫通していると思いますが、これで非常制動をかけるようなことがあったら、その後が大変でしょうね。

最後まで活躍したJR北海道の星凸たち
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まさか民営化後30年近く酷使されることになるとは想像つかなかったことでしょう

バックショット
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実に美しい姿ですね。
この駅で撮影して、良かったと思います。

駅を出て行くバックショット
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やはりDFがエロいですね。

猛然と追っかけてこの駅で待ち受けました。
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DF200-63+DD51(星カマ) 静狩
夕陽を反射して、クマも凸も美しく輝いています

バックショット
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そう、静狩S字でバックショットを撮影したくて、ここにやって来たんです。直前に到着した追っかけ組みの2名さまと一緒に撮影です

最後尾
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異様な光景ですね。国鉄時代から客貨に活躍したこの室蘭線(長輪線)を走るのも最後でしょう

もう一枚でDFを確認です
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やはりエロいですね(笑)

そして再度追いかけます。
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DF200-63+DD51(星カマ)8連
ここでも夕陽にクマと凸が美しく輝いています!
実はここのポイントに至るまで溝があり、そこに先週来の雨が溜まっていて沼地と化しており、見事にズボンと靴を汚してしまいました(トホホ)

バックショット
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クマに牽かれて最後の旅です

そしてお決まりの写真
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夕陽を受けて星凸の最後を見送るのに相応しい光景となりました。

こういう回送企画は通常月曜日か平日だと認識していますが、今回は日曜日だったので驚きました。ファンサービス?まさか…
いずれにせよ、粋な企画をしてくれたJRには感謝です!

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

雨のカシクマ

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雨のカシクマ

皆さまこんばんは。

先週は好天の続いていた札幌ですが、昨晩から雨降りになり、今朝は豪雨でした。
“もう飽きて来た”という同業者さまがたの声も良く聞くようになりましたが、小生飽きることはありませんので、悪天候にも拘わらず出撃しました

場所は悪天候の日こそここ、と思って狙っていたオスバンカーブ。
晴天ですとモロ逆光になりますし、カシクマ運転初日にブロ友押忍番長さまが赴いたところ、遠来の同業者でこの場所で線路横断するという不届き者がいたという話を聞いたので、しばらく近づきませんでした

運転開始後しばらく経って皆さま飽きて来たようなので、きょうは出かけて見ました。すると同業者ナシ。
凸凸タキの8771レが運転された頃は良く来ましたが、久し振りです。重いタキレはもちろん、凸凸の寝台特急でもここは遠くからエンジンの咆哮が聞こえ、しばらくしてから列車が姿を現す場所です
さて、時間になり、クマの音が近づいて来ました。予め豪雨の中露出をセッティングして待ちます。すると、やって来ました!
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DF200-121+E26系 8009レ(カシオペア紀行)  2016-07-10(以下同じため省略します)
豪雨の中力強くやって来たクマ牽引の客車は、クマ貨物はおろか、凸凸寝台特急よりも遥かに高速で駆け抜けて行き、シャッターのタイミングと被写体ブレで間一髪でした! 最初からここまで高速とわかっていればSSを一段速くしておくところでしたが、これまでそんな速度でやって来るのは気動車や電車ばかりでしたので、まさか機関車牽引列車がここまで速いとは…

きょうの牽引機は121号機、DF200ラストナンバーの123号機は223号機に改番され、昨日改造担当の川崎重工から稲沢の愛知区へ甲種回送されたところは、ブロ友松本ナンバーさまが撮影されたところです。そしてそれより一番若い122号機はHMステーがあるものの、五機で長期休暇中です。して、現役ラストナンバーこそ、この121号機なんです

バックショット
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急曲線の上り勾配を抜けたばかりだというのに、碌に排気を上げていないところにもクマの余裕が感じられます

もう一枚
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排気が目立たない代わりに、激しい雨が客車の屋根を叩いて飛沫になっているのがお判りかと思います!
画像が荒れて見えるのは、雨粒です。最後尾のデザインはあまり好きではないので、省略します。

そしてきょうは「紀行」なので、夕方の返しも同日にあります。
往路のような豪雨にならないことを祈りつつ出撃すると、どんよりした曇り。そこで撮影ポイントは、逆光になって晴天では難しい菊水逆Sにします

時間となり、やって来ました!
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DF200-121+E26系 8010レ(カシオペア紀行)
旅客運転士さん、カメラ目線ありがとうございます(笑)
機関車も適度に汚れて、カシオペアを牽くこの姿に違和感全くありませんね。なんでもっと早くクマに牽かせなかったのでしょう。10年位前にJR北海道でも青グマDF200を導入して、寝台特急の廃止とともに貨物に売却、改造の上本州転出でも良かったのではないでしょうか。もしそうなっていたら、JR東日本に存在したEF510と同じ運命だったことになりますね

バックショット
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ここでは機関車から最後尾まで綺麗に入ります。それと、この角度ですと最後尾の客車も丸味が目立たず、結構格好良く見えます

このところ更新が少ないですが、観察はしっかり続けています。その模様は、ブログにコメントの形で上げております
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

苗穂から赤スカ出場、果たして一桁ブロックマ実現か??

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苗穂から赤スカ出場、果たして1桁ブロックマ実現か??

皆さまこんばんは。

北海道は過ごし易い季節で、アップはたまになれど、ほぼ毎日札タ観察は続けています。その成果は極力コメントの形で発信するようにしております
ところが昨日は仕事で大ハマリしまして、業務終了後も続いて業界の会合があり、珍しく一日非鉄となってしまいました。そんな時に陰謀発生です(笑)
ブロ友北の羆さまの日記を見ると、小生の居ぬ間になんとクマが3055レで五機から回送され、苗穂入場したではありませんか! また押忍番長さまの日記によれば、苗穂から赤スカが出場したとの事。読者のひげリーダーさまからも、赤スカ出場車があった旨のコメントをいただきました。何れも皆さまに感謝ですが、まんまと陰謀にしてやられた小生はタダで済ます訳には行きません!

もちろんリベンジはきょうの回送シーンの撮影です。
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DF200-55+DF200-3(赤スカ)+コキ 3084レ  2016-07-15
かつてこの列車でバクチを数多く打ったこの踏切で、きょうもスタンバイです。
見事にイヨマンテがやって来てくれました!
夏至からまだ余り経っていない北海道では、午前8時とはいえ、日の出から既に4時間以上経過しており、ピーカンの日差しが観察を困難にします

赤スカと言えば3号機と9号機が現在苗穂に入場中のはずで、そのどちらかが全検出場すれば初の一桁ブロックマになるはずなので、期待が高まります
次位の出場車をアップで捉えますが…
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DF200-3〔五〕
うーむ、半逆光に紛れて忍者のように観察から逃れていますが、側面のナンバーで確認するとナンバーは切抜文字のままです。がっかり、今回はお初の1桁ブロックマとはなりませんでした

バックショット
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電化区間とはいえ、力行時のこの排煙が、如何にもDLらしく、大変魅力的ですね

もう一枚
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ほぼフルコンの貨物と、回送クマを牽引して排気を上げて行くさまは圧巻の一言です!
これが見たくてここに通ってしまいます…

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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